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2021.11.15

2021年度より演出ゼミ(亀垣ゼミ&伊達ゼミ)を開講しています。

2021年度より、NUNOANI塾のカリキュラムを1年間受講した方の中から、希望者を対象に、「演出ゼミ」を開講しています。
NUNOANI塾の基本カリキュラム、演出講座、プロデューサー講座、ストーリー講座ではそれぞれ、基礎的な知識から実践的な技法について1年を通して学び卒塾となりますが、このゼミでは演出育成に特化したより専門的な授業を行います。

演出ゼミを担当するのは、亀垣一先生と伊達勇登先生で、どちらかの講師を選んで受講することを推奨しています。
これは、複数人いる演出講師(監督)のなかから、師匠を見つけて、とことん学んでほしいという、塾長の布川郁司の意向によるものです。

亀垣先生が担当する「亀垣ゼミ」は、「演出のための作画講座」です。
コンテを描くことはできても、演出としての画力不足を感じるといった声が多く、このゼミを開講する運びとなりました。
演出としての作画の理解を深め、コンテやレイアウトが正確に描けるようになること、また仕上がりのコンテを見たときに違和感がないかどうかを見極めるための作画講座です。

亀垣先生による作画レクチャーの様子

あくまで演出に向けた作画講座なので、細かな作画技法に関してあまり指導しませんが、伝わる絵の描き方は確実に身に付いていくのではないかと思います。
演出を目指している方はぜひ「亀垣ゼミ」に参加して、演出としての画力を磨いていただきたいと思います!

伊達先生が担当する「伊達ゼミ」は、「演出にとって必要なスキルをより実践的に学ぶ講座」です。
この講座は昨年度、伊達先生が立ち上げた演出進級コースから発展したもので、主に「レイアウトチェック」「原画チェック」といった演出に必要なスキルをより実践的に磨き上げ、現場に通用する演出家を育てていきます。

伊達ゼミの講義の様子

講義では伊達先生が持参した実際のカットが配られ、塾生が擬似的なチェック作業を行います。
「坂道の歩きのポーズはこれで正しい?」「歩きのローリングはどう付ける?」「この2カットのつなぎはどう?」
講義の終わりに伊達先生がチェックした模範例を見た塾生からは、毎回感嘆の声が上がっています。
伊達先生の指導で得たテクニックを、すぐに実践に生かしている塾生も見受けられました。

この2つの「演出ゼミ」の卒塾生が、今後現場で大いに活躍してくださることを目指しております。

※演出ゼミ
「亀垣ゼミ」は第4土曜日開催
「伊達ゼミ」は第2土曜日開催

☆見学予約は随時承っております。
ご希望の方はinfo@nunoani-project.jp  までお問合せください。