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2024.06.06

11期修了いたしました。只今12期生応募受付中です!

2024年5月11日、NUNOANI塾11期生が修了式を迎えました。
昨年6月からスタートし、1年間のカリキュラムを修了いたしました。
初回の授業は全員が緊張した面持ちでしたが、回を重ねるごとに打ち解け、お互いの仲が深まりました。

11期初回のプロデューサー講座では、NUNOANI塾前塾長の布川ゆうじのことを語りました。テーマは「布川ゆうじが残してきたもの 伝えたかったこと」。
75歳の生涯を閉じるまで成し遂げたことや、人間性、NUNOANI塾を立ち上げた思いなどを布川塾長が自ら伝えられなかったことを代わりに私が伝えるため
このテーマに決めました。

その後のプロデューサー講座では、アニメ業界の体系的な話やアニメビジネスの展開と戦略、企画の立ち上げ方などの講義を、ぴえろのプロデューサーはじめ業界のプロデューサー、他業種のプロデューサーをゲスト講師として迎え、登壇していただきました。
プロデューサーの方々のお話を聞くことは、様々な事象から多くの学びが得られると生前布川塾長はおっしゃっていました。
今後のプロデューサー講座でも新たなゲスト講師をお招きしていく予定です。

阿部先生の演出講座では1年間「絵コンテ」課題を中心に講義を行いました。
絵コンテを描く上で最低限の必要な基礎知識から、近年演出に求められることは何かということを阿部先生の観点から話をしてくださいました。

亀垣先生の演出講座では、演出の心得、新作のテレビの1話は必ずチェックすること、日常の出来事に興味を持つこと、新情報をキャッチするために日々アンテナを張っておくことを意識する。その日々の努力が演出の知識につながるとおっしゃていました。
その他、顔の表情や角度の描き方やカッコいいパースの見分け方など、絵の良し悪しを見分ける目を養う講義を行いました。

伊達先生の演出講座では、塾生に課題シーンを絵コンテにするという課題を与えました。
1人1人の課題をフィードバックし再提出させ、またさらにフィードバック&再提出・・・を繰り返しました。
塾生も忍耐強く頑張りましたが、すべての塾生の添削を一人で行う伊達先生の姿勢には頭が下がりました。
1年間この授業を繰り返したおかげで、コンテの理解がより深まったことでしょう。

ストーリー講座では、まず最初に物語の構成やセットアップを学び、様々な角度から見たストーリーの見解や、作品を要約して表現するなどの講義を行いました。
ほとんどの塾生はストーリーを学ぶ機会がなかったため、当塾のストーリー講座は初回から難解だったかもしれません。
しかし、全員が毎回課題に向き合い、1年間やり遂げたことは素晴らしく思っています。
ストーリーの理解力はまだまだだとしても、復習含めた学びは継続し続けて頂きたいです。

今のアニメの現場の演出家不足問題は危機感を感じており、当塾の講師陣は人材育成が急務と考えています。
それは布川塾長も同じ思いでした。
その思いを引き継いだ当塾の講師陣は、来期(12期)もレベルを上げてより厳しく指導していく考えでいます。
その意気込みを感じ、私たち事務局も全力でサポートしていかなくてはならないと感じています。

そのため、12期より演出に特化したカリキュラムをさらに充実させ、言語力を身につけるための演習カリキュラムなども新たに設けております。

12期は6月22日(土)よりスタート予定。只今塾生募集中です。
12期応募申請

アニメ業界で演出やプロデューサーを目指している方、業界の人脈をさらに広げビジネスチャンスをつかみたい方、ぜひ12期生の応募をお待ちしております!