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2023.12.25

(12月25日) 今日はNUNOANI塾設立者布川ゆうじの命日(一周忌)です

昨年のクリスマスイブ&クリスマスは今まで生きてきた中で1番辛く悲しい2日間でした。
24日の昼に危篤の知らせが入り、医師からは「クリスマスは越せないかもしれない」と言わてはいましたが、1%の奇跡を信じて祈り続けました。
しかし、その思いもむなしく12月25日の朝に眠るように天国へと旅立っていきました。
亡くなった日にはすぐぴえろの本間社長が駆けつけてくれ、父の死を悔やみ辛いお気持ちにもかかわらず、家族を慰めてくれては色々と手助けして下さいました。本当に感謝しています。

翌日、ぴえろ社員に報告しました。
取締役・営業部統括部長の上田さんは泣くのを必死にこらえながら、外部への対応を指示をしていました。

各ニュースサイトや新聞に訃報が大きく取り上げられました。

ぴえろ社員に報告した後、すぐにNUNOANI塾の1期~10期生にメールで報告しました。
すでにニュースサイトをご覧になられている方もいらっしゃっていて、その訃報に大きな衝撃とともに深い悲しみに覆われたと多くの塾生が言葉に詰まりながらもお悔やみのお言葉が絶えませんでした。

検査入院と言って入院してから亡くなるまでの2か月間、NUNOANI塾を支えてくれた運営メンバーの稲葉さんは、精神的にも支えてくれました。
病状説明をされるたび毎回絶望的なことしか言われず(それは医者の説明責任でもあるのでしょうがないことですが)、精神的に参っていたところ、話を聞いてくれては慰めて励ましてくれました。

その他にもたくさんの人が父の病状を心配してくれて、私たち家族を支えてくださいました。
結果、父は亡くなってしまいましたが、あらためて父は人望が厚く、こんなにも多くの人たちに愛されていたんだなと実感し、
私自身も救われました。

昨日(12月23日)に一周忌の法要が執り行われました。
晴天で風もなく穏やかな1日でした。
法要で最後に僧侶が述べたお話をご紹介します。
「私(僧侶)は以前アニメ制作会社で商品開発部門におり、布川様とは職種が似た経歴を持っております。
今は現場を退き、芸術大学や専門学校でエンタメ業界の人材育成に励んでおり、こちらも布川様とは同じ境遇にあります。
そこで教えている学生に「昔どんなアニメを観てた?」「好きなアニメは?」と聞くと、ぴえろの作品名が多く出てきます。
布川様がり続けてきた像作品はこれまでも多くの人をしませてきました。そしてこれからもしませ続けていくことでしょう。
そのような意味を込めて「創映郁楽居士」という布川ゆうじ様の戒名をつけさせて頂きました。少し早く生涯を閉じてしまったことは残念でなりませんが、お空から皆様の活躍を微笑ましく見守っていることと思います。」
僧侶の温かいお話に胸が打たれ、自然と涙がこぼれました。

今日(12月25日)までの1年間、たくさん泣きました。
でも、それ以上にたくさん出会いがあり、たくさんの人のお話を聞く機会がありました。
これも父が人格者であったこと、そして何より温かく人を大事にしてきた人生だったことを感じた1年間でした。

父が遺してくれた”人という財産”を引き継ぎ、今度は私が皆さんに恩返しできたらいいなと思っています。