2024年6月22日（土）12期が開講。13名の塾生が入塾し新たな期がスタートしました。

毎年アニメ業界の方が一番多いのですが、他業種からの参加も多いです。
社会人対象ではありますが、今年は学生の参加も数名受け付けました。

12期最初の授業は、NUNOANI塾設立者「布川ゆうじ」について触れました。
前半は布川ゆうじの歩みとともに、功績や様々なチャレンジをしてきたこと、人物像などをお話しし、
後半はNUNOANI塾でどのような人材を育てたかったのか、塾生に何を伝えたかったのか、NUNOANI塾を立ち上げた思いとともにお話をしました。

これから先入ってくる塾生は布川ゆうじの講義を聞くことができません。
今後も私からNUNOANI塾の理念が新規塾生に浸透するように伝えていきたいと思います。

初回の演出講座は阿部先生が担当しました。入塾前に事前に描いて頂いたレイアウトを阿部先生が1人ずつ講評をしました。
自分の描いた絵がプロの目線から評価されることなどあまり無い経験なので、真剣に先生のお話を聞いていました。
今後の演出講座でも事前に絵コンテやレイアウトを提出して頂き、先生からフィードバックするという実践的な講座を実施します。
「描いて→フィードバック」の繰り返しにより、1年後はコンテを描く技術と読む力が向上していきます。
演出になるにはまずは絵コンテが描けるようになることが大事です。
ただ描けるだけではなく演出を考えた絵コンテが描けるように1年間しっかりと指導していきます。

初回のストーリー講座では、昨今の日本のアニメ業界の現状と海外のコンテンツビジネスについて話をする中、ストーリーの重要性をお話しました。
より高度な作品を創るには、ストーリーの理解は必須です。
1年間かけてストーリーの構造を理解させ、脚本を読み取る力を養い、作品の意図を考えるという学びを物語の分析を通して学んでいただきます。
なかなかハードな講座ではありますが、1年間しっかりと学べば、作品の良し悪しの理解や仕組みを理解し、普段視聴している作品が今までと違った見え方になると思います。

NUNOANI塾は学びの場でもあり、新たな人脈が増える場でもあります。
当塾の塾生の年齢層は20代～40代と幅があります。
年齢問わず様々な人と出会い会話し、新しい情報や知識が得ることによりご自身の新たな気づきが生まれます。

1年間通して得た学びと人脈は、今後の人生にとって大きな糧となることを祈りつつ
講師共々精いっぱいサポートしてまいりたいと思います。

1年間どうぞよろしくお願いいたします。