(20210109)新年あけましておめでとうございます。
2021年新しい年がスタートしましたが、東京は年末からコロナが感染拡大し、1月7日には2度目の緊急事態宣言が発令されました。
しかしながら当塾は自粛要請対象となる業種ではないこと、徹底した感染対策とオンライン授業での参加も可能としているので、従来通り講義を開催しております。
今年初めからしばらく止まっていたNUNOANI塾公式Twitterを再開しました。
自粛期間中、布川塾長が毎日のようにイラストを描いております。
イラストの内容は時事ネタを題材にしたイラストが多く、そのイラストを塾長の知人だけにライン等で紹介しておりました。
それを見た皆様から「ぜひSNSに投稿してほしい!」と強い要望があり、当塾のTwitterにて公開することといたしました。
他にも講義の様子なども紹介しておりますので、ぜひご覧頂き、フォローしていただけますと幸いです。
NUNOANI塾公式Twitterはこちら
今年最初のプロデューサー講座は「スタッフクレジット」のお話でした。
オープニングやエンディングに出てくるスタッフやタレントの名前の表記の事ですが、その順番(誰を最初に持ってくるか、どのあたりまで載せるかなど)を考えるのもプロデューサーが気を遣う仕事の一つだとおっしゃっていました。
塾長が紹介した2作品のエンディングクレジットを流し、その作品のこだわった部分や作品の意図、スタッフの関係性などを分析し、実際の制作プロデューサーに伺った話なども交えお話してくださったので、より理解が深まりました。
2時間目の演出講座は亀垣先生担当で「パース」の講義でした。
「パース」とは、絵に奥行きを出したり、背景にうまく人物を配置したいときの補助となる技法のことです。
↑のようにパースをひいてみました。
この上にコップを乗せてほしいという課題を出しました。
(場所はどこでも可。コップの形状もお任せで)
1人の塾生が前へ出てコップを描いている様子。
絵を描くとき、人物や物の位置が正確にパースにのっているかどうかがとても重要ですが、たまにテレビを見ていると
不自然な立ち位置になっている場合が多々あるそうです。
また、一つの絵を見せて「この絵のどこが間違っているか?」「なぜこの絵はリテイクなのか?」ということを考えさせ、演出はパースを理解し、正しい立ち位置になっているかどうかを見極める目を培ってもらいたいと、いつも以上にリアルな実践的な講義でありました。
この日は亀垣先生がたくさんの絵を描いてくださいましたが、アニメーターだけあって絵が本当に素晴らしくて、その絵を見るだけでも価値あることですし、パースの理解が深まったわかりやすい授業でした!