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2020.03.09

塾長のつぶやき

最近のテレビアニメの新番組の多くが深夜枠で放送される作品です。そして放送も大体13本1クールで終わります。 メディアはテレビに限らず多様化しています。この仕事を目指す人にはチャンスが大いに増えてくるとは思いますが、それに伴い新しい企画を次々に考えなければなりません。 テレビ深夜枠の視聴者は若い大人であり、土日の昼間に放送される番組の視聴者は子供たちなど、時間帯や媒体によって視聴者層も変わってきます。 激変するアニメ界において、様々なニーズに対応できるプロデューサー、演出家、制作スタッフが必要です。

私が8年前に立ち上げたNUNOANI塾はプロデューサー、演出に特化して教育を行っています。 プロデューサー講座、演出講座、ストーリー講座の3つの講座を軸に構成しています。 プロデューサー講座は自分が行い、今まで業界で得た知識と経験をもとに総合的なアニメビジネス展開を考えた企画を生み出すプロデューサーを育てることに重きを置いた講義をしています。 演出講師には今現場で活躍している3名の先生に担当していただいています。 演出というのはスタイルが十人十色で、アクションが得意な監督、感情表現豊かなストーリー演出が得意な監督などいろいろなタイプの演出家がいます。 当塾では阿部先生(BORUTO総監督)、亀垣先生(パズドラ監督)、伊達先生(NARUTO総監督)、この3名の講師が演出のノウハウや技法を現場の経験談を交えながら教えています。 ストーリー講座の先生は私が東北芸術工科大学で教授をしていた時代に知り合った方で、ハリウッドビジネスを学んで、独自の手法でストーリーの組み立て方を教える先生にお願いしています。彼の講義は課題を出さないと出席させないほど厳しい授業でありますが、塾生にはそれくらいの気合いをもって授業に参加してもらいたい、彼の授業は厳しくとも必ず身につく授業でもあるので、食らいつく思いで参加してもらいたいと思います。

自身の自慢みたいでお恥ずかしいのですが、昨年秋に藍綬褒章を頂きました。 多方面からお祝いのお言葉やお品物を頂いたり、先日はわが故郷山形県酒田市の高校時代の同級生が祝賀会を開催していただき、懐かしいメンバーにお会いできて大変嬉しかったです。 でも何より嬉しいことは、当塾の塾生からお祝い言葉を頂いたことが非常に心に染みました。まだ若い人たちに必要とされていると思うと、塾生たちを育てることが自分の責務なんだと感じております。 若い人たちは迷ったり、壁にぶつかることもこれから数多くあると思います。その時に気軽に「塾長相談があります~」みたいに若い人から頼りにされることが今は一番楽しみに感じています(お金の相談以外ね・・・) これからもこんな感じでつぶやいていけたらと思います。 どうぞよろしくお願いいたします。